『滞留』

Gallery PARC
2024.8.24-9.15

生物学者と美術作家の交流の成果・過程を広く一般に公開する自主企画展。
「生物学者×美術作家」と入れることで、この両者によって何かが行われるんだな、
と興味を持ってもらうような狙いです。

幼虫から繭になり、成虫となる過程を「滞留」の象徴として中央に繭を入れています。

タイトルの文字も少し淀ませて滞留を表現しています。

背景にドローイングを入れることで、生物学っぽくも美術っぽくも見えるようにしました。

配色ですが、赤と緑で両者を対比させています。
両方の色を混ぜると茶色になるので、ペアを組んで新しいものが生まれるというテーマを表現した配色になっています。
また、茶色はドローイングに使われている色でもあります。

展示期間中に京都で国際昆虫学会議があるため、海外の方にも興味を持ってもらえるようにバイリンガルで表記。
文字量が非常に多いので、和文と英文を行ごとに重ねてレイアウトすることでスペースを確保しつつ、個性的な誌面にしました。

出展者:木村亜津、冨田秀一郎、前川紘士
日時:2024年8月24日(土)から9月15(日)
会場:Gallery PARC 〒602-8242  京都府京都市上京区皀莢町287 堀川新文化ビルヂング 2階
休廊日:水木
Webサイト:https://galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2024/2024_0824_stagnate.html